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ドリームハウス

ネタバレご注意を。

ダニエル・クレイグのドリームハウスを観ました。

出版社を辞めて作家業に勤しむことを決めた主人公・ウィルは家族と田舎の一軒家を購入しました。
過去に惨殺事件が起こったことを知らずに住んでいましたが、地下室に入り込んだ不良少年たちからそのことを知らされます。
父親が家族を殺し、今は近場の精神病棟に入っているとのこと。
そして病院を訪ねたことにより事件の真実を知ることになります。

リズの好きなやつや!とウキウキしました。
こういうネタが大好きなんですよね。

始めに主人公の苗字聞いて「なにこの名前」と思ったのが伏線になってて、もうそこが一番面白かった

絵から下はネタバレ全開するので気をつけて〜。

冒頭の退職シーンからすでにウィルの妄想なんですね。
ウィルは妻と子を殺した犯人として精神鑑定され強制入院していたんですけど、証拠が不足していたために退院します。
この退院シーンが退職シーンとしてウィルの幻覚になっています。

お隣の奥さんと初対面のときの違和感も、奥さんが戸惑っていた理由は「なんでここに戻ってきて他人のフリしてんの…」ということ。
ウィルの本名はピーター・ウォードなのですが、退院する前から自分を否定してウィル・エイテンテンと名乗っているのです。
このヘンな名前の由来は入院中に手につけられていたタグのコードを人名風に読んだものです。
2度目ですが、ここが一番面白かった。

ウィルは寂れてとても人が住んでいるとは思えない家を幻覚によって快適な家に仕立てています。
何者かに殺された妻子と幸せに暮らしていましたが、真犯人が再び現れることで映画はクライマックスへ。

この「自分が本当は〇〇だった」系は、その事実が明かされた時点でうわぁあぁって叫んで映画が終わることがほとんどなのですが、このドリームハウスは事実を知るのが映画時間的に早いです。
過去を知ってから、その事実と向き合って自分の人生を立て直す内容となっています。

一つ不満なのが、奥さんがウィルを物理的に救ってしまったこと。
ここは本当に「はぁ…?」と。幻覚ちゃうんかい!となりました。
幻覚だと思わせておいて幽霊だったネタって、どうにも好きじゃない。

好きな「どんでん返し」と嫌いな「実は幻覚じゃなくて幽霊」が混在していてなんだか複雑でした。


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