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ミュータント・タートルズ

『ミュータント・タートルズ』の記録。
子どもの頃にアニメで観ていたので、CGで実写映画ということで映画館にまで観に行ったものです。

あらすじ。
犯罪組織・フット団を追うレポーターのエイプリルが、組織と戦う喋る亀4人組と出会います。
この亀たちと育ての親であるネズミは実験動物だったが、研究所が焼かれた際にエイプリルに救出されていました。
研究所で投与された物質により変異してヒトガタになり、身を隠すために下水道で生活を続けています。
成長した4人組はネズミの言いつけをやぶって外界へ度々脱走。
ヒーロー気取りで悪者に制裁を与えていたら、保護者であるエイプリルと再会。
当時の亀が生きていると知らされた犯罪組織のリーダーは亀を生け捕りにすることを狙い、亀と対決へ。

アニメ版のストーリーはまったく覚えていないのですが、なぜか大好きだったんですよね。
でもネズミのスプリンターはたぶん設定が違う…。
もともと格闘家ですごく強かったんじゃないかと思っていたんですが。
この映画では格闘技の本を読んで自主鍛錬し、亀たちを鍛えたことになっています。
だから、そんなに強くない印象。いじめられっ子がネットで格闘技学んだみたいな。

ニンジャでミュータントでタートルでティーンエイジャーな彼らは色のついたバンダナを巻いています。
赤がラファエロ、青がレオナルド、黄がミケランジェロ、紫がドナテロ。
これは子どもの頃のエイプリルが名付けたまんまを名乗っているとのこと。
多くの日本人のイメージだと赤がリーダーなんですが、青のレオナルドが冷静でリーダー役をやっています。
ラファエロはすぐ頭に血がのぼり反抗的なので向いていないと、スプリンターが判断したのでしょう。
ミケランジェロは作品中でマイキーって呼ばれているので、もともとの名前なんだっけ…と忘れてしまう。

ラファエロがかなりフューチャーされているような作りになっていて、嫌でも一番印象に残ります。
とにかく粗野で反抗的なキャラなのに、死の間際か…というシーンで「これだけは言わせてくれ、お前らを愛してる!」と叫ぶのがもうズルい。
可愛すぎて好きになるしかないやつ。チッ。

お話の内容としては大したことないですよ。でもド派手な対決シーンはさすがの作り。
難しく考えないで観ちゃえばいいのだ。ポンコツ頭なリズの好きなやつですからね。
せっかくニンジャ・タートルズなんだから、もっともっと亀のシーンを増やしてくれればなぁとも思います。
ミーガンちゃんとかウーピーさんとか知名度の高い俳優をねじ込んだから人間を写したいんでしょうけど、亀を出せよ
2作目もあります。リズは未だに観られていないので、そのうちね。


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