『CUB 戦慄のサマーキャンプ』を観ました。
タイトルからしてダサい感じがたまらんですね。
ながら見用にいいと思って再生!
日本では馴染みのなさそうなベルギー映画です。
フランス語なのかと思って聞いていたんですが、数字の数え方がちがって「何語やろうか…」と調べてみました。
オランダ語らしいです。これまでに全く聞いたことがないので不思議な感覚に。
あらすじ
ボーイスカウトの少年・サムがサマーキャンプに参加します。ちょっとしたトラブルによりキャンプ場は過去に人が死んでいる土地で行うことに。おまわりさんは責任者である隊長のクリスたちに中止をすすめますが、反対を押し切ってキャンプは続行。
森に住んで人を狩っている謎のおじさんと、噂ではカイと呼ばれる子どもがどんどんボーイスカウトたちを手にかけていきます。
集団行動が大の苦手なリズは「なんでここまでしてキャンプするのん?」という疑問で始まる映画。
少年の家とやらに閉じ込められる林間学校とか大嫌いでした。
〈ワンコがひどい目にあうので注意。この映画の中で一番ゾッとします。〉
基本的に設定がぼやっとしていて、映画を見届けても達成感のようなものは得られませんでした。
「ふーん…」という感じ。
殺人鬼のおじさんは、冒頭で言われていた「会社倒産により職を失った」人だと思うんですけど。
一緒にいる少年『カイ』は、都市伝説的に語られているようで、正体が不明。おじさんの実子なのかどうかもハッキリしません。
登場人物に子どもが多いのもあり、ぬるっとしているかも。
でも暴力表現はけっこうありました。ヴァイオレンスホラーなのかな。
スカウトの子供たちがいるテントへ向けて、殺人鬼のおじさんが車を走らせるシーンは「それはアカンて!」と脳内で叫んでしまいました。
かわいそうな子どもたち…キャンプに参加しただけなのに。
サムをイジッて楽しんでいたけど、まだ小さな子どもですよ。
内容的にはシマりがないんですが、ちょこちょこ「うわぁ…」とだけは声に出る映画なので面白いのかもと思います。
子どもに犬を撲殺させる映画なんてなかなか観ないですよ。観たくもないけど。
動物がひどいめにあう映像は観たくない。特にペットちゃんたち。
ホラー映画に出てくる愛玩動物ってだいたい助かるやん。
そういう意味で期待を裏切ってきます。
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