ネタバレご注意を。
ミザリーを観ました。有名なスティーブン・キングの作品ですが、今まで観たことなかったんですよ。
あらすじ。
作家・ポールは大流行している「ミザリー・シリーズ」に嫌気がさしてシリーズを終わらせたがっています。ラストへ向けて新作を書き上げましたが交通事故に遭い大怪我をおったところ、アニーという看護師に助けだされます。アニーはポールの大ファンで作品を暗唱できるほどだと話し、ポールが回復するまで自分の家で看病をするつもりです。
しかし、ポールの新作で主人公のミザリーが死ぬことを知ると「書き直せ」と脅し監禁することに…。
タイプライターで小説を書くのですが、そうか…タイプライターってそんなに古くないんか…と思いました。
身近に使われたことがないので、もっともっと古いものなイメージでした。
この映画は1990年に公開され、原作が書かれたのは1987年。
具体的に○○年て知ると、まだ最近じゃん!と思っちゃう。
サスペンスなのはわかっていて観たんですけど、思わぬ痛いシーンがあって震えました。
アニーがハンマーでポールの足を折るので注意して。
物を壊したり、揉み合ったりするような暴れかたはしそうだな、と予想してたわけですが…。
ポールが家を嗅ぎまわることにキレたアニーは、新作を書き直すまで逃げ出さないように足を破壊します。
一方的暴力がめちゃコワい。このシーンは忘れられずにトラウマになるで…。
ポールが行方不明になり保安官が調査をするのですが、この保安官・バスターが面白かったです。
登場シーンは長くないのに印象に残ります。
最初はポールはどこかでのんびりやってんでしょ、と取り合わないのですが、ポールの事故車を発見してから行動が変わります。
ポールの作品を読み漁ることでアニーにたどり着くのがスゴいなぁと。
アニーが勤めている病院で連続不審死が起こっており、新聞記事にも写真が載ったほどで彼女は地元では悪い意味で有名人のよう。
ポールのミザリーシリーズに書かれていた文を、事件当時にアニーが発して記事に書かれていたことを知り、バスターはアニーの家を訪ねます。
ラストはがっつりハッピーエンドで終わらないのがスティーブン・キング。
ポールは事件後もアニーの幻覚に襲われると零しています。
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