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レジデント

ネタバレお気をつけて。

映画「レジデント」。原題は「WHAT WE BECOME」です。
デンマークの映画という、なんだか珍しい感じですね。2015年作なので古くもありません。
パニック系のホラー。ゾンビ映画なのですが、ウォーキング・デッドを想像しないで。
「とにかくゾンビを観たい!」と言う人はウォーキング・デッド観といて!笑”
今作はゾンビが終盤まではほぼ姿を見せません。
徹底的に駆除するということで、外部へ流出する前に処分されてるので。

父、母、息子、娘の4人家族にお隣さん家族が主な登場人物です。
息子・グスタフとお隣の娘さん・ソニアがゆるっとくっつきます。

なんだか変な病気が流行ってるぞと騒ぎになり、地域が閉鎖されます。
情報を遮断されてしまい、ワケのわからないまま隔離されて住人がパニックに…。
家が一つ一つ覆われて「外出するな、外を見るな」と指示される中で、ご近所さんたちがどんどん軍によって連れ去られます。
食料の配給も極わずか。不満いっぱい。

娘のマイが可愛がっているうさぎ・ニノスまでスープにしちゃう始末。
直接的な表現はありませんが…。
家族がスープを食べているところにマイが「ニノスはどこ?」とくる。
「逃げたんでしょ」と答える親。また買ってあげるから、なんて言うのです。

ニノスを探して外へ出たマイが感染者の近所のおばあちゃんに噛まれる。
母がマイに噛まれる。父はマイを撃てずに、同じく噛まれる。
お隣の娘・ソニアはソニア母を滅多刺しにして逃げます。
そして、残ったグスタフと一緒に逃げ出しました。

ラストシーンは遠景に。森の木々越しにあちこちから煙があがっていました。
航空機の音と空から何かが落ちてくる音で終わりますので、爆撃で一掃エンドということかと。

親は子を殺せないけど、子は親を殺せるという対比が心にジトッときました。
<夫が感染しているのではと疑って、一人で逃げ出そうとする妻>など、地味にリアルな描写もあります。
エンディングも報われないし、こういう映画も大好き。

これ言うの2回目ですが、ゾンビ映画なのにゾンビを見せないのが斬新でした〜。

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